くまモン (2025/5)熊本城で購入したくまモンの修理です。最初に声が出なくなり、しばらく後で足も動きを止めてしまいました。 多分、断線などの簡単な原因だろうとは思っていましたが、くまモンのぬいぐるみからどうやれば本体を取り出せるのか分からずに放ってありました。 縫い目を解いて出したら元に戻せる気がしません。 最も可能性があるのは、くまモンの頭の部分のクッションを取り出して、無理やり?メカ部分を引っ張り出すことです。 一念発起して試してみたところ、ぬいぐるみが裂けることなく取り出しに成功しました(写真を撮っていませんでした)。 足が動かなくなっていた原因は、ぬいぐるみの縫糸の終端が長いままになっていて、その糸が足の軸に絡んでいたせいでした。 一方、喋らなくなっていたのは、マイクや電子回路部分の不具合ではなく、出力用のミニスピーカーの出力端子板が剥がれていたことでした。リード線が出てくる部分が黒くなっているので、断線しかかって発熱して剥がれたのかもしれません。 ネットで検索すると、似たようなスピーカーが沢山引っ掛かってきました。 下図に示したミニスピーカーの左側の緑色が取り出したもので、右の黒色が新たに購入した物です。 直径は29mmで、厚みは1cm弱です。インピーダンスは、8、16、32オームがありましたが、8と16オームを購入し、消費電力が抑えられる可能性を考慮して16オームの方を取り付けてみました。 動かしてみると、元通りの動作が確認できたので、ぬいぐるみを元通りに被せ、クッションを頭部に詰め込んで修理が完了しました。 なお、ぬいぐるみを被せる際に、まず足を入れ、次に頭部を被せる前に胴体の下部をしっかりと被せて(穿かせて?)おく必要があります。頭部と胴体を仕切っている白い布を引っ張りながらお腹部分を引き上げると、スルッと入りました。
コーク缶入り RC自動車ラジコンで前後・左右を制御できます。 症状: 充電が出来なくなりました。開けてみると充電池(円筒型なので電気二重層か?)への配線が切れていました。 配線を直しても、モーター(6mm x 12mm)が回りませんでした。焼き付いていて、手で回しても回転しません。 対処法: 故障して動かないミニドローンの4つのモーターと形状が同じだったので、その1つを利用しました。 正常に動くようになりましたが、充電すると電池がかなり熱くなりますので、注意がいりそうです。交換用の充電池は見つかりませんでした。 RCダンプカー単三電池が4本入り、前後・左右のRC制御が出来る、パワフルなダンプカーです。 症状: モーターは回るのですが、歯車の割れ、あるいは噛み合わせが悪くなり、車輪が回転しなくなりました。 対処法: ギアボックスを分解した所、モーターの軸に付いている小さな歯車が噛み合っていませんでした。ギアの割れはなかったので、モーター軸上の歯車の位置を調整して歯車同士を噛み合わせました。 しかし、組み上げ後にモーターが回転しなくなりました。モーターの配線を調べると、並列に付けられたコンデンサのリード線が長すぎて、モーターのケースに接触していました。不要な部分を短くしました。 組み上げた後は、元気よく走り出しました。 ポルタサウンド40年近く前に発売された、ヤマハのポータサウンド PS-3 です。 症状: 使わずに長期間放って置かれて電源も入らず、音が出ませんでした。 対処法: この手の故障は、まずは接触不良です。電源スイッチを初め、音色、リズムなどのプッシュボタンが沢山ありますので、スイッチのオン・オフを繰り返してみました(原始的だね・・・)。 電源アダプターを用いると電源が入りますが、電池ではダメ。電源アダプターの相手のジャックが、アダプタと電池の切り替えスイッチを兼ねており、その接触不良で電池駆動の場合に接触不良を起こしやすいようです。 分解してみると、経年劣化でプリントパターンが腐食で切れている部分が見受けられたので、そこはバイパス配線を施しました。 接触不良のスイッチやボリュウムに接点復活剤を施せると良いのだけれど、それも密閉型の場合は難しい。 不調になったらボリュウムの回転、スイッチの切り替えで復活させることで凌いでいます。 |