Backup 用にDrobo (Gen 2nd)を使っている。4台までのSATA HDD を収容できる。
Raid的な機能の重複性を持ち、ホットスワップが可能である。通常のRaid box と違って、4つのHDDの容量はバラバラでも動作する。OS XのTimeMachineにも対応する。速度は遅い。
ただ、変わっているのは、挿入したHDDの総容量にはよらずに、16TBの記憶空間を確保している所である。しかし、勿論、実際に挿入したHDDの総容量-重複性用の容量、それにoverheadを引いた容量しかいれることは出来ない。その計算をした上で、ディスクユーティリティでパーティションを作成しないと、それ以上、書き込んだ時点で破綻を来すので、注意を要する。
これまで、2Tx3台、合計6TB、実際に利用可能な領域は、3.5 TBで、それを3つのパーティションに分けて10ヶ月ほど特に問題無く使って来た。最近、使用領域が70%になり、2.5 TBのHDDも値段がこなれて来たので、購入に踏み切り、残りの1bayに挿してみた。すると、赤ランプが点滅…。故障の信号だ…。logitecの3.5“, 2.5”兼用のSATAインターフェースに入れてみたら、300 GB程度しか表示しない…。
大分焦ったが、2 TB以上のHDDは必ずしもサポートされていないことを思い出し、Droboサイトを調べたら、Firmwareを1.4.0にアップすれば認識するようだ。Dashboardのversionは2.0.3で最新だが、Firmwareは1.3.9で対応していない。自動アップデートしてくれていない。そこで、Firmwareを落として来たが、インストール法が分からない。Droboサイトを探ると、Dashboardにlog in して、と書いてあるが、何処にもログインのリンクが見つからない。それもそのはず、それはDrobl S 以上の場合で、Drobo (Gen 2nd)の場合は、Dashboardの左側のメニューの一番上を選び、右上に現れる「ツール」ドロップダウンメニューの「更新をチェック」からアップデート出来ます。ただし、この時にControl keyを押しながら選ぶのがポイント。これにより、.dmgファイルからローカルディスク内に保存された「Drobo_Firmware_1-4-0.tdz」を選択し、インストールが可能になる。
インストールはすぐに終わり、Droboの再起動後(これが結構時間がかかる)2.5 TBのHDDを認識する様になった。未だ、新たなパーティションは作っていない。慎重に計算してからサイズを決めたいと思っている。
追記111106:OS XのDiskUtility で2つのパーティションを作成し、下側のパーティションをTimeMachine用にする。上側は、大きな容量のまま(約15TB)とし、データが増えた場合は、容量の大きなHDDに変更する。実際の容量の8割程度で、最小容量HDDのランプが黄色に変わり、9割で赤に変わる。そこで、そのドライブを容量の大きな物に変更すると、自動で、データの再配置がバックグラウンドで行われる。現在、4割程度使用中。ランプの色が緑である限り、ユーザーが残りの容量を心配せずに使用できる。