坐骨神経痛物語 後編

Date: 2022年6月2日
Time: 13:51:23 JST
Topic: 坐骨神経痛物語 後編

2014年の8月に坐骨神経痛を患い、その顛末を記した(こちら)。

それから8年近くが経過したが、2022年5月11日にまた発症してしまった。

今回の切っ掛けは、狭い所でしゃがんで暫く作業した後、急に立ち上がった時に腰から左足に電流が流れるような違和感を感じた。8年前は右足だったが、今回は反対側に現れた。

腰ベルトあたりがピリピリするので用心して過ごしていたが、しばらくすると数百メートル程度歩くと左臀部、腿の辺りが痛くなり、休まないと歩き続けるのが辛くなる(間欠跛行)、8年前と同じ症状である。8年前は、前駆症状として、歩くと臀部に痛みが出ていたけれど、歩けなくなるほどでは無かった。

8年前は、色々な民間療法を試みて最終的に1ヶ月ほどで治ったが、何が功を奏して治ったのかは特定のしようもなかった。今回は、前回とは異なる対応を取り、異なる結果に辿り着いたので、記録しておきたい。

3週間前に発症したが、直に自然治癒すると期待して特別に対処はしてこなかった。

間欠跛行は起こるが、少し前屈みで歩けば結構歩く事が出来たことと、好きなテニスも、基本的に膝を曲げて前屈みに構えるので、ポイント毎にしゃがんだりして凌ぐことができたので。

しかし長引くので、ネットで「坐骨神経痛」で検索をしてみた所、以前にはなかった新しいキーワード「緩消法」が掛かって来た。この手の「3分で完治」とうたうサイトにありがちなのが、延々と続くスクロールの末に、DVD1枚2万円、という類で、以前に試したケースでは、単に「腰を回す」としか言わないDVDがあった。

しかし、緩消法の場合は違っていた。痛みや痺れはなぜ起こるのかの原因の説明から始まり、対処法までが書かれていた。もう一つ違うのは、登録するだけで無料の解説動画をみられる事だ。25の症状別に用意された動画が毎日順番に配信される。これは発症から約2週間後の5月26日のことである。

まずは説明されていたことを真似をしてみた。しかし残念ながら、顕著な変化は感じられなかった。

次に、無料体験会が受けられるので申し込んでみた。その案内メールには、緩消法の創始者、坂戸孝志氏(14年間、腰痛に苦しんだ末に自分で原因を研究するしかない、と生理学から勉強し、筋肉の硬直こそが、痛み、しびれの原因であることを突き止め、また、その解消法も見出し、その後、日本健康機構を設立し、緩消法を広め、多くの方々の痛みを取り除けるように普及に努められている。)の著書の文庫本化された1冊(9割の腰痛は自分で治せる)を読むことが推奨されていた。

そこで、5月31日に電子ブックを購入し、直ぐに読んでみた。そこには、カルシウムの滞留による筋肉の硬直を解消する方法の詳しい説明があり、動画では分からなかった詳細が記述されている。明らかに動画のみから得た知識とは質的に異なる内容が含まれていたので、直ぐに実行してみた。

私の理解ポイントは、筋肉の途中に動かない点(支点と表現されている)の上下のそれぞれの筋肉部分は、上体を左右に倒すことにより、非対称な伸び縮みを強いられる。筋肉の性質から、その事がカルシウムを排出し、筋肉を柔らかくする要因だと記されています。そのメカニズムは本書には記されていません。

とにかくやってみます。以上のポイントは、親指で支点を押さえ、支点の上部分のみを伸ばす意識でやってみました。そうすると、今までは施術後に特に変化は感じなかったのですが、「独学で習得した緩消法のコツ。ポイントは支点、リラックス。そして姿勢」に書かれていたのと同様な体の反応が感じられたのです。間欠跛行が起きた際に痛くなる左足の腿の左上面に違和感を感じたのです。これは感動でした、「やったー」という感じです。

そこで、何度か同じ施術をしましたら、何時も同じような違和感が感じられました。

これで、間欠跛行が治れば本当に「やったー」になるわけです。夜中でしたので、廊下を行ったり来たり何十往復も歩いてみましたが、その限りでは臀部や腿の痛みは起こらないことは確認できました。

ところが、夜寝る頃になって、腰回りにピリピリとした違和感を感じ始めたのです。一晩休めば治るだろう、と鷹をくくっていたのですが、どうもギックリ腰の痛みになってきました。夜中にトイレに起きる際に、今までの坐骨神経痛では何の苦もなく腹筋で起き上がれたのに、腰周りにビビッと痛みが走ったのです、マズイ、ギックリ腰だ!これが6月1日でした。

睡眠中に、徐々に改善したようにも感じましたが、朝起きても腰回りの過敏な違和感は消えません。腰を通る坐骨神経に関する痛みだとは思いますが、更に腰の内部の筋肉に緩消法を試みても顕著な改善はみられませんでした。

なお、昼に近所をグルッと短距離ですが散歩して来ました。間欠跛行の兆候は現れず、坐骨神経痛の原因である腰の筋肉の軟化はある程度成功したと感じました。もう少し様子見が必要ですが。

さて、腰回りのピリピリは、脊柱から左右に枝分かれして両足に伸びています。そうすると、枝分かれするあたりの筋肉を軟化させれば良いはず、と思いつき、所謂、背筋の辺りに施術してみました。すると、上体を倒した時に感じていた腰の違和感が徐々に弱まっていくのを実感できました。

また、ヤッター、と思いながら就寝。横になる際も、ピリピリを気にせずに寝られたのです。

しかし残念ながら、翌朝は又腰のピリピリが蘇っていました。起床後、昨日と同じ部分を施術しましたら、また少しは改善が見られたのですが、十分なところまでは届きませんでした。翌々日の朝も1ー2歩戻った感じなので、更に続けて柔らかくする努力を続けました。屋外を歩く機会があり、左の臀部、腿の様子に注目しながら、以前より痛みが弱まり、最後まで我慢して歩けたのはちょっと嬉しいですね。背筋だけでなく、臀部、腿への血管が通る筋肉の軟化にも努めながら、暇をみては施術をしました。

6月4日の土曜日の午後にテニスの予定があり、これまでの効果を見る上でも楽しみでした。起床時は、腰のピリピリが出てきていたので、少々不安もありました。しかし結果は、顔がほころぶ様な目に見える改善を感じる事が出来たのです。緩消法を試みる前は、テニスの1ポイント毎に足の痛みが酷く、それを散らしながらやっていました。出番の無い休みの時は必ず椅子に座って休憩が必要だったのが、今回は、腿に軽い違和感はありましたが、全く気にせずにゲームを続けられました。休みの時も、敢えて座らなくてもやり過ごす事ができたのです。帰り道では、腿に違和感が出ましたが、必ずしも休まずに帰りつけました。この時点で、腰のピリピリも気になりませんでした。

6月7日に、日本橋の日本健康機構ビルで開催された緩消法の無料体験会に家内と共に参加してきました。講師は、神奈川「疲労快復助健院」の園部敬院長で、なぜ現代医学では痛みを解消できないのか、から始まり、坂戸先生が緩消法を見出すに至った経緯、具体的な施術方法まで2時間半の講演でした。

参加した時点では、緩消法によって間欠跛行は解消し、腰のピリピリも改善していました。無料動画と「9割の腰痛は自分で治せる」で得た知識以上に目新しい事はありませんでした。

この経験で、緩消法が私の坐骨神経痛の改善に効果がある事が確認できました。今後も続けて、坂戸先生がいわれる「腰全体がフニャフニャ」になることを目指したいと思っています。

坂戸先生、緩消法の開発・普及をありがとうございます。

7月5日追記:緩消法のお陰で足腰の回復の目処を感じていた6月6日に、たまたま「セミフレキシブルソーラーパネル」と「24V100AhのLiFePO4バッテリ」のセール情報が目に止まりました。以前からこのバッテリを活用できないか気になっていたのですが、ソーラーパネルの設置を自前で行うという壁に阻まれていました。その壁を破る切っ掛けになったのが「セミフレキシブルソーラーパネル」でした。通常は、100Wパネルは7-8kgあり、自前でベランダの屋根の上に設置できる目処が立たなかったのですが、このセミフレキシブルソーラーパネルは割高ではありますが、フレキシブルかつ3kgしか無く、何とか自前でベランダから乗せられそうだと判断しました。

腰に不安が無くなり、何かやりたい、と言う想いからスタートし、本日、4枚400Wのパネルの設置が完了し、稼働を開始しました。折しも停電の確率が例年になく高まる中、居間の電力を賄う形で設置し、ある程度は停電にも対応できそうです。緩消法おせわになりました!(多分、今後もお世話になります)

9月18日追記:さて、その後の経過を記します。

7月にはすっかり改善するのでは無いかと期待させる状況でした。

しかし、その後は当に一進一退、その日の状況が予測できない日々を送っています。

記録を取っていなかったので日時は不明だが、夜間にトイレに起きた際、両足にピリ付きを感じたのが始まりだった。その後、朝に起きてもピリピリ感があるので緩消法をすると多少改善される気がする。日常動作をしている限り、徐々に改善され、夜寝る前が一番状態が良い場合が多い。

外を長時間歩いてみると、状況は日々異なる。幾らでも不快感なく歩ける日もあれば、腿や臀部に違和感を感じる日もある。その違和感も腰や腿に疼痛がする日や、ピリピリする日もある。

テニスをすると、大きく動くとピリピリが酷くなる日や、腰に疼痛(右だったり左だったり)を感じる日、比較的不具合なくできる日など、色々変化し、予測が出来ない。不快感が出る場合はしゃがんで回復を図りながら続けたりしている。

その翌日の朝は、ピリピリ感が強かったりするが、日常生活で回復し、いつもより良かったり…。朝起きて直ぐに筋トレをするが、懸垂をした後は腰のピリピリがキツくなるが、力が抜けることはなく、しばらく座っているとかなり改善する。

会費を奮発して緩消法の会員になって指導を仰げば完治するのだろうか?

予想では、指導は緩消法の正しいやり方が基本で、それは自分では理解したつもりでいた。実際、当初の坐骨神経痛、その間欠跛行は改善して今は困ることはない。それ以上の指導は期待できるのか、私には自明で無いように思えるため、積極的に会員になろうとは現在は思っていない。

この思いは間違いだろうか?