心房細動

Date: September 26, 2025
Time: 11:23:20 AM JST
Topic: 心房細動

端緒

昨年当初の2月に風邪にかかった。胃に来て体重が減少し、回復まで長引いた。
その後半で、焦る気持ちから、まだ体力が戻る前に腕立て伏せを再開してみた。

その直後から心臓の様子が変わり、不整脈が出続けている。
若い頃に不整脈(期外収縮)で医者にかかった際、リズモダンとか言う抗不整脈薬を処方された記憶があった。
今回もそのような薬効の薬を手に入れるために、不整脈などの循環器に強そうな医院を訪れた。

心房細動

そこで初めて心房細動の病名を知った。
心房に余計な電気刺激が発生し、洞調律と呼ばれる周期的な心臓の動きに心房に起因する収縮が加わり、周期性を失った状態を指す。
その際に、心房に細かい振動(細動)を伴うために、心房の血流に澱みが生じ、比較的大きな血栓が出来やすくなる。
何かの加減でこの血栓が飛び出すと、脳の比較的太い部分で梗塞を起こし、重篤な後遺症を残しやすいらしい。

それに対処する目的で、血液をサラサラにする薬剤(リクシアナなど)を摂取し続けなければならなくなる。

医院での検査によると、心拍数が15万回/日と通常の1.5倍となる頻拍性不整脈と診断された。
まずは、この高心拍数を抑えるために、β遮断薬(ビソプロロールフマル酸塩)の摂取を始めた。
最初は0.625mgで、一月後に2倍の1.25mgを摂取。しかし、一向にその効果が見えなかった。

この薬剤名でググってみると、頻脈性心房細動には2.5mg /日から始めるように、と謳われていた。
効かないわけだ、と感じた。

それと同時に、腎臓機能の指標である血中クレアチニン濃度が検査の度に上昇してきた。
これは薬剤のせいでは、と疑い、血液サラサラのリクシアナのみを摂取することにした(これは必ずしも正しい判断ではなかったかもしれない)。

その後、自宅にもっと近い医院にも循環器系の医院があることを知り、そちらに転院した。
そこでは、根源的な治療法であるカテーテルアブレーション手術を勧められた。
手術は受けなくてはいけないのか?判断のためにまたググってみた。

小川クリニック

そうすると、いきなりリスクを伴う手術以前に、薬剤治療を優先する不整脈の専門家のサイトに辿り着いた。
テニスをしても心臓に不具合も感じられず、リクシアナは飲み続けなければならないけど、それで付き合っていこうと思っていたので、薬剤治療をまずは試みるためにその専門医院に転院した。乗り継いで1時間以上かかるけれど。

最初の検査で、心電図、心エコー、24時間心電計、血液検査を行った。
主治医のコメントが記入された血液検査結果が送られてきて、ギクっとなった。
腎臓の指標がかなり上昇していた。このままいくと、透析か!

これをみたら、リクシアナだけ摂取してやり過ごすことは無理なことに気がついた。
腎臓で行くか、脳梗塞で行くか!?

二回目の診察で、24時間心電計の結果が知らされたが、どうもテニスができるから良いや、とだけ言っている訳にはいかないようだ。

レート制御薬、β遮断薬(メインテート)

その際に主治医から提案されたのは、まずはβ遮断薬で心臓の負担を減らし、100bpm以下にしてから抗不整脈薬による治療を試みたらどうか、とのことだった。翌日からβ遮断薬はググった結果と相入れる2.5mgからのスタートで、副作用に問題がなければ翌週から5mgに増量する。リクシアナは腎臓機能が落ちているので、半量に減じる(リクシアナが尿に排出されにくいので効果が出過ぎる可能性を考慮)。

摂取初日にHUAWEI Fit4 PRO で心電図を取ってみたら心房細動は変わらないけれど、心拍数は80bpmだった(2回目は75bpm)!
やった~~!と言う気分。
これまでは、100を切ることはほとんど無かったのだから。
血圧も正常な範囲に保たれている。

最初の医院で、適量のβ遮断薬を処方されていたら、腎機能の低下はここまで来なくて済んだのかもしれない。

β遮断薬2.5mg開始後、一週間が経過し、5mgに増量。
心拍数には2.5mgとの明確な差は無いようだ。
副作用を考えると、2.5mgで良さそうな気がする。

最近は、睡眠中の脈拍数が徐々に下がるようになり、50台まで来るようになった。
不整脈が起こる以前のように、活動を始めると、70-80台と明確な差が現れている。
これらの数値はスマートウオッチの脈拍数だが、心電計の測定でも同じ数値が出てくる。
2.5mg-5mgのβ遮断薬を飲み始める前は、スマートウオッチの脈拍数と心電計の脈拍数には乖離が見られた。
Huawei Fit4 Pro の脈拍数測定は5-6秒程度しか計っていないので、大きな不整脈があると大きく推定が外れる。
また、この短い測定時間では当然ながら、測定の度に脈拍数の値がバラついていた。

今回の診察では、脈拍数が100以下になったことから主治医は「この状態を保つだけでも良いのだけれど」と話していた。
とりあえず、この状態で24時間のホルター心電計の測定をして状態を確認し、今後の方針を決めることになった。
腎臓の状態は、今回採取した血液の検査結果待ちである。

リズム制御薬、ベプリジン

その後、ベータ遮断薬(メインテート)に加えて抗不整脈薬のベブリジンを飲み始めた。なおメインテートを1日中止した所、心拍数が100を超えてしまったので、再開する。
二週間後の12/4の診察で、主治医が心電図波形を見ながら、『この波形なら治るかもしれませんよ』と話された。 詳しくは伺わなかったので、どの特徴から言われているのかわからないが、話半分、と言う気持ちで聞いていた。

一週間ほど、大きな変化は感じずに経過したが、12/11の夕食後に心電図を取ってみると、なんと!洞調律!の表示が出た。
心拍数変化を見ると、安静後に急激に下がり50台になっていた。
その後、入浴し再度取ってみると、元の心房細動に戻っていた。
でも、急激な変化、心房細動から洞調律への相転移の様な変化を見ると、またいつか洞調律が再現する可能性を感じた。

しばらく変化はなかったが、14日夕食後に心電図を取ると、また洞調律(Huaweiは判定不能とあるが)と思える50台のかなり等間隔で、100台の飛び込みパルスなしの心電図がとれた。
後片付け後に再度測定すると、その状態が継続しており翌朝に心拍数変化を確認すると、Huawei FitPro4 の睡眠状況の質の解析結果が今までの60点台から何と80点台に改善されていた。今までは、深い睡眠時間が0であったのが、1時間以上になっていた。

洞調律と思われる状況が継続しており、相転移(急激な変化という意味)であれば現在服用している薬をやめても継続するかもしれない。
今日診察があるので、その旨を伝えるのが楽しみだ。

メインテート服用中止

12/26に、心拍数が十分に下がって来たので、メインテートの服用を止める事に。
リクシアナ1錠とベプリジンを朝夕1錠に変更する。
一方、レートは洞調律になったが、動きを止めると50台、動き出すと80台と、スイッチングするような不自然な振る舞いが見られた。
また、心臓から十分に酸素が送られていない様な印象もあり、直ぐに息切れする。
心臓の活動を抑えるメインテートを中止し、リクシアナ1錠とベプリジン2錠にする効果がどう出るのか、期待したい。
今日、採血したので、数日後にどのような結果が届くのか、興味深い。

朝方に、Huawei Fit Pro4 から警報がきて目が覚めた。
なんでも、心拍数が40を割ったと言う知らせ。
突然死の危険性のお知らせだろう。
しかし、昼間は心拍数の変化がより自然になってきて、気分はすこぶる良好だ。
多分、心機能を抑えるβ遮断薬の効果が薄れてきたためだろう、と考えている。

血液検査の結果は、腎臓に関しては今一だったが、心不全の指標であるBNP値が大きく改善した。
ネット情報では、心房細動の治癒後に腎臓の機能が回復したと言う例が載っていた。1ヶ月後の検査結果を見守りたい。
心房細動による腎機能の悪化なのか、薬剤性の寄与が大きいのか、についても情報が得られそうだ。

後日、テニスで体調の快適さを味合うことが出来た。
テニスは今一だったけれど、心房細動が出始める前の様に、動いても酸欠状態にはならず、疲れも少なかった。
この調子で、暫くすれば薬の服用もやめられそうだ。小川先生に感謝!!

このまま洞調律をキープできれば、正月明けの診察でベプリジンを中止できそうだ。
心房細動の再発がちょっと怖いけれど。更に次はリクシアナも中止できるようになる事を期待している。