レポートの書き方

○ 正式なレポートには表紙は大事な役割をする場合があると思います。
  しかし、毎週、講義に提出するレポートには紙がかわいそうなので、表紙は不要です。

(1)レポートタイトル (Identity 1):

講義名、日付、問題番号など、

タイトルを一目見て、何時の何のレポートか分かる様にする。

(2)提出者情報(Identity 2 ):

学修番号、コース名、学年、氏名

(3)問題文:

問題文を書かずに、解答部分しか書いてないレポートを良く見かけます。
 しかし、レポートは、それだけを読むことにより、誰でもが提出者の意図を理解出来る内容を含んでいる必要があります。

その為には、問題文は不可欠です。

(4)解答の方針の説明:

解答欄に式が書いてありました。最終的に、答えは正答と一致しています。
 しかし、その答えが、解答者が問題や解答を正しく理解して、正しい判断で式を書いているのかどうかは、必ずしも自明ではありません。
 例えば、高校でよく用いる特定の条件でしか成り立たない、公式風の式が書いてあるとしましょう。確かに、高校と同じ方法で解いたのかもしれませんし、一方で、運動方程式(微分方程式)から導いた可能性も否定出来ません。
 解答には、提出者の主張を込めなければ、読む人を説得出来ません。

ですので、是非、あなた自身の考え方、どの様に考えてその式を導いたのか、書いたのか、それを明記してほしいのです。

(5)解答(説明文+式):

(4)の方針の説明は、解答の最初に全体の方針を示す以外に、個別の式の前に、何故この式を用いて、何をしたいのか、解答の論理的つながりが分かる様に書いててください。

そうすることにより、読者に、あなたの考え方、意思を明確に伝えることが出来ます。